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2015年 09月 06日
La Bauleの後は、 ゲランドの塩田を通り抜けて ブルターニュ半島を北上して、 北は英仏海峡に浮かぶ要塞の街、 St-Malo・サンマロに向かいました。 La Bauleはナントの西、 そこから内陸を通ってサンマロへ。 サンマロ ちなみにこの地図や上記サイトは、 東京・神楽坂から生まれたブルターニュ名物のガレット人気店 「Le Bretagne」のHPからお借りしました。 今ではサンマロ近くの港町カンカルを拠点にしている このお店については後に触れます。 * 今回は サンマロ → カンカル → モンサンミッシェルの行程だったのですが、 これらの街はパリに住んでいた時に、 まだ小さかった上の娘を連れてブルターニュを周遊した際に 訪れたことがあり、 とても素晴らしいところなので 今や大きくなり一緒に旅を楽しめるようになったむすめ達にも いつも行くLa Bauleとはまたちょっと違う ブルターニュを見てもらいたいという気持ちから 再訪することに。 サンマロは、城壁に囲まれた街で、 海に浮かぶ要塞の概観は圧巻です。 (こちらの画像も前述のサイトから拝借) ブルターニュは全体に天気が変わりやすく雨の多いところなのですが、 今回の滞在中も、 晴れて日差しがまぶしいかと思ったら 真っ暗な雨雲が近づいてきて冷たい雨が降ったりと、 一日に何度も天気が変わり、 ブルターニュ独特の気候を肌で感じました。 8月下旬のサンマロは 日が陰れば厚めのジャケットが必要な位 かなり涼しいのですが、 そんな中でも海水のプールで 泳いでいる人達もいて ブルッと震えました・・ 夜は雰囲気ある広場にあるレストランで ムール貝を。 ブルターニュのムール貝はかなり小ぶりなのですが、 新鮮なムールは格別です* Far Breton・ファーブルトンや クイニーアマンなど ブルターニュ名物のスイーツ。 この街には 日本でもファンが多い、 最近はバンコクでも手に入るようになった バターとチーズのお店、Bordier・ボルディエ本店があります。 無塩バターが主流のフランスにおいて、 ここブルターニュは有塩バターが主流で レストランなどでも出されるバターは有塩なのですが、 中でも ボルディエのバターは昔ながらの手法で、 手練りバターなんだそうです。 フランスは酪農大国なので 乳製品の美味しさは格別ですが、 バターも然り。 危険な食材・・^^ そして サンマロからカンカルへ。 車で20分程の距離なのですが、 途中の海岸線は息を呑む美しさで・・ 早い流れの雨雲で 刻々と変わる空は なんともブルターニュらしく 晴れていれば海の青さと木々の緑のコントラストが また美しいのでしょうけど、 風と雲と光が 表情を次々に変えていく・・ ずっと見ていても飽きない光景。 そして 牡蠣が有名な港町Cancale・カンカル。 カンカル ナポレオンが愛したというカンカルの牡蠣。 港には、牡蠣の直売所が何軒かあり、 その場で殻を開けてもらい食べることができます。 晴れていれば ここは絶品牡蠣を楽しむ人で埋め尽くされます。 もちろん白ワイン持参で・・^^ 殻はそのまま海へ戻すのだそうで、 辺りは割れた貝殻でいっぱいでした。 私たちも是非ここで戴きたかったのですが、 雨が降ってきたのと むすめ達は生ガキが苦手なので レストランへ入ることに^^ でもここへ来て牡蠣を戴かずに帰るわけにはいきません。 牡蠣や海老、蟹、貝の盛り合わせを。 今回のブルターニュの滞在中、何度も牡蠣を戴きましたが、 ここの牡蠣は、 身のしまり具合といい 食感といい 一口食べて唸る美味しさで 本当に絶品でした。 ブルターニュといっても英仏海峡に面しているところ、 La Bauleは大西洋沿岸になるわけですが、 やはり、より北にあり、海水の温度や海流なども違うのでしょうか。 ここは牡蠣を食べるだけに訪れても価値があると思います。 そしてこの街には先程の地図をお借りした ガレットの名店の本店があります。 日本で生まれたこのクレープリーは、 フランス人のご主人と日本人の奥さまが経営されているお店で、 神楽坂に一店舗目ができた後には 都内や、今や関西地方にも出店されているようです。 我が家も東京時代は神楽坂や表参道店に 家族、友達同士でよく行っていたものです。 その後ご家族でフランスへ移住して このカンカルでお店を始めたと 聞いてはいましたが、 ここでは クレープリーだけではなく ミシュランの一つ星を獲得したガストロノミーなレストランや ホテルまで経営されて、 先のサンマロという街でもシードルバーという 斬新なコンセプトのお店を経営され ご主人の地元の活性化にも繋がる名店となり 幅広く経営をされているようです。 次回は是非ガストロノミーレストランで食事してみたいな・・ そして 世界遺産のモンサンミッシェルへ。 モンサンミッシェル 海に浮かぶ神秘の島。 ラピュタのモデルになったところとも言われているところ。 諸説あるらしいのですが、 でも形だけ見たら、まさに・・。 圧倒的な存在感です。 この日も天気があまり良くなく 霧雨だったのですが モンサンミッシェルまで歩く桟橋では 途中、吹き飛ばされるのではという すごい強風が吹いていて 本当に必死な思いで到着しました・・ ここはちょっとビックリだったのですが かなりの強風の中でも 観光客は皆、バス(自家用車乗り入れは禁止になり)から 島の手前300m程のところで降ろされ あとは自力で歩かなくてはいけません・・。 晴れて、風もあまり無い日には モンサンミッシェルを間近から撮影できる 絶好のシャッターチャンスなのだと思いますが、 天候が悪いときは ご年配の方とかちいさなお子さん連れの方は 辿り着けないかもしれません。 思いがけないところで 体力、気力を消耗して 修道院の画像は一枚も無し^^ でも昔の修道士や 巡礼者の人達は もっと離れた陸地から歩いてきたのでしょうから その大変さは想像に絶します。 今回のブルターニュの旅で この地方がもっと好きになりました。 南仏など地中海のビーチの華やかさはそこにはなく、 荒々しい海岸や岩肌が続き 厳しい気候で なにか神々しいものさえを感じるところ。 人々も 田園風景も素朴な雰囲気ですが、 それがここの魅力であり、 ブルターニュを愛してやまない人が多い理由なのだと思います。 そしてブルターニュを後にして パリへ戻る途中の ノルマンディー地方。 ここもまた 田園風景といい、 かわいらしい家々といい、 独特の文化があるところで 素晴らしいところです。 続きます。
by creation_bkk
| 2015-09-06 19:24
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